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嗚呼民主党。

 民主党代表小沢一郎が新テロ特措法衆院再可決に際し、社民党議員の質疑の最中に議場を退出、採決を棄権、大阪入りした件で鳩山由紀夫民主党幹事長が「国会議員としての責務を果たすべきだった」と批判、謝罪した。
 自民党議員からは「小沢は(本心では)賛成なんだ」「造反だ」などの野次も飛んだことは既に報じられているが、実際そう取られても仕方の無い行為だった。与党内から造反が出る可能性はほとんど無い情勢ではあったが、賛成票三分の二が必要なこの採決に反対票は一票でも貴重だったはずだ。仮に与党から突如いくらかの造反が出た場合、小沢の一票で可否が決まる可能性もあったわけで、原理原則から対立する民主党は全ての議員が反対票を投じなければならなかった。
 例えば民主党のみが反対し、自民、公明、国民新、社民、共産の全てが賛成であった場合ならば民主党が反対票を入れようが成立することは確定的で、その場合に民主党議員の全てが採決をボイコットするならまだわかる。(勿論、議決権の行使を放棄することは国会議員の責任を放棄することと同義だと言う批判もあるだろうが。)しかし今回は、原理原則論での対立を言い始めた当の本人だけが退出、採決を放棄した。その理由が新テロ特措法と大阪府知事選とを比べ、後者を選択したと言うのだから、ほとんど私事で国会議員としての職責を放棄したと言っても良い。挙党態勢はどこへやらだ。
 そもそも国際貢献に関する自衛隊の運用について、「国連決議があれば武力行使を伴う活動も憲法の範囲内である」とする小沢代表の主張は民主党内でも物議を醸した。(表立って批判したのは前原前代表だけだったが。)それを小沢代表自ら放棄するとも取れる行動は如何なものか。

 大連立構想の伴う辞任騒動では原口が、今度の件では鳩山がケツを持つ民主党。小沢一郎は選挙に強いと言われるが、民主党がいざと言う時に勝ち切れないのはこうした落ち着かなさが原因ではないか。年金未納問題では管直人が未納で辞任、郵政選挙では立ち位置を決め切れずに政局から無視される形になり、前原代表の時には永田偽メールで自爆。昨年夏の参院選こそ自民党のさらに上を行く自爆とメディアの応援で勝利はしたものの、野党間で調整が難航している次の衆院選で本当に勝てるかは怪しい。

 次の選挙で民主党が政権を奪取出来ないのであれば、また政権交代が何年後、何十年後になるかの見通しが全く立たなくなる。民主党は今こそ地に足を付けて世論を牽引していかなければならないはずだ。こうした浮き足立った様が、評者を含む「自民党寄りの浮動票」を集め切れない原因なのだ。

07:35  Posted by 空白
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